こんにちは、山田まみこです。
20代前半で海外起業し、現在も経営に携わっています。
ブログ『女社長の思考術』では、起業家としての経験や考え方
実践的なアイデアをシェアしていきたいと思います。
今日テーマは少し長いですが、
「自分でコントロールできないことにフォーカスするな。自分がコントロールできることにフォーカスする」
という非常に重要な考え方についてお話しします。
コントロールできないことに囚われるな~女性経営者の心構え
先日、世界的に著名なコーチ、トニー・ロビンズの講演映像を久しぶりに観ました。
その中で、彼が強調していたのが今日のタイトルにもなっている言葉です。
私たちは日々、外部で起こる出来事に反応しますが、
これらは自分ではコントロールできないことがほとんどです。
重要なのは、それに囚われるのではなく、
自分がコントロールできることにフォーカスすることです。
「フォーカス」とは、カメラのレンズが焦点を合わせるように、
一つのことに集中するという意味です。
集中にはエネルギーが必要で、
私たちはそれをどこに向けるかによって人生が大きく変わるのです。
成功に導く「3つのS」~Tony Robbinsの教えから学ぶ
トニー・ロビンズは、成功に必要な3つの条件として「3つのS」を提唱しています。
1. State(状態)
2. Story(脚本)
3. Strategy(戦略)
この中で特に重要なのは「State(状態)」です。
例えば、自分の状態が悪いと、思考もマイナスに向かい、
良くない未来を想像し、その結果、望まない行動に繋がることが多いのです、
したがって、最高の状態を保つことがいかに大切かがわかります。
最高の「State」を保つための3つの要素
トニー・ロビンズによれば、
最高の状態(State)を保つためには、以下の3つの要素が重要だと多くの講演で語っています。
まず、体の使い方についてです。
立ち上がり、顔を下に向け、口角を下げ、背中を丸めて「私は幸せです」と言ってみてください。

幸せに感じるでしょうか?
逆に、胸を張り、口角を上げて「私は不幸です」と言ってみてください。
不幸に感じますか?

体の使い方が心の状態に大きく影響することがわかります。
次に、フォーカスについてです。
私たちは、太古の時代から生き抜くために「危険を予測し、避ける能力」を持っています。
この能力は、私たちが良くないことにフォーカスしやすい原因でもあります。
例えば、小さな子供に「壁に注意」と言うと、
壁にぶつかることがありますが、
「ママを見て」と言えば、壁を避けられるように、
フォーカスする対象が結果に大きな影響を与えます。
最後に、言葉の使い方(言葉の意味付け)です。
同じ状況でも、それを「もうダメだ」と捉えるか、
「これはチャンスだ!」と捉えるかで、その後の行動や結果が大きく変わるのです。
自分でコントロールできることにフォーカスする~プロフェッショナルな思考法
「State(状態)」が最高であれば、自然と良い「Story(脚本)」が生まれ、
それに基づいて効果的な「Strategy(戦略)」が形成されます。
逆に、状態が悪ければ、良くない未来を描き、効果のない戦略しか生まれません。
ですから、コントロールできること、
つまり自分の「State」にしっかりとフォーカスすることが成功への鍵となります。
私が海外で起業した際も、この考え方に支えられてきました。
異国の地でのビジネスには、多くの予測不能な事態がつきものです。
しかし、コントロールできないことに囚われず、
自分ができることに集中することで、今日のの成功を築くことができたのです。
まとめ~成功に不可欠な5つのポイント
最後に、この内容を振り返り、成功するためのポイントを以下にまとめます。
コントロールできないことに囚われない
外部の出来事に過度に反応するのではなく、自分の行動や状態にフォーカスする。
体の使い方を意識する
身体の姿勢や動作が心の状態に大きく影響するため、意識して取り組む。
フォーカスをポジティブに保つ
フォーカスする対象を意識的に選び、ポジティブな結果を引き寄せる。
言葉の使い方を工夫する
自分に対する言葉や思考の意味付けを工夫し、ポジティブなシナリオを描く。
自分のStateを最高に保つ
成功するためには、常に最高の状態を維持し、それに基づいて行動する。
今日の記事が、皆さんの日々の生活やビジネスにおいてお役に立てれば幸いです。