こんにちは、山田まみこです。
20代前半で海外起業し、現在も経営に携わっています。
ブログ『女社長の思考術』では、起業家としての経験や考え方
実践的なアイデアをシェアしていきたいと思います。
今日のテーマは、
「小さなことをおろそかにすると、それはやがて大きな問題につながる」です。
以前『問題は【問題】と認識したらすぐに対処する」というお話をしました。
この内容と関連しています。

ビジネスの現場で、些細なことへの意識と行動が、
どれほど重大な結果をもたらすかを、私の経験を交えながらお話しします。
小さなミスが引き起こす大きな問題~給湯室の一枚の写真から学ぶ
まず、この写真を見てください。

これは、ある日の夕方、私が経営する会社の給湯室で撮影したものです。
使用したコップが洗わずに放置されている様子が写っています。
私は普段から社員に
「使ったコップは帰る前に必ず洗うように」
とお願いしています。
その理由は、会社を清潔に保ち、整理整頓を徹底することが、
ビジネスにおいても高い品質を維持するために重要だからです。
通常、夕方にはメイドさんがコップを洗うのですが、
その日はメイドさんが休んでいました。
私も当然、自分が使ったコップを洗いましたが、
帰宅前に給湯室を確認すると、他のコップが洗われずに残っているのを見つけました。
この状況を見て、以下のような考えが浮かんだかもしれません。
メイドさんがいないから、誰も洗わなくてもいい。
コップを洗うのは自分の仕事ではない。
注意されなければ問題ない。
このような「小さな無視」が、後に大きな問題へと発展することは多くあります。
無視できない小さなことの積み重ね~女性経営者の視点から
私は、社員の自主性を尊重する一方で、自己を律する力が求められると考えています。
小さなことを軽視する習慣が続くと、それが「気のゆるみ」へとつながり、
やがてはビジネスの基準が下がり、品質低下や大きな損失を招く恐れがあります。
例えば、自動車部品メーカーが検査を怠り続けた結果、不正が発覚し、
多額の賠償金や損害金を支払う事態に陥ったケースがあります。
これにより、会社は倒産の危機に直面し、多くの従業員が職を失うことになりました。
これと同様に、小さなことをおろそかにすることが、
やがて取り返しのつかない事態を招くことがあります。
海外での起業とプロとしての心構え~成功への鍵
私が海外で起業した際、文化や習慣の違いに戸惑いながらも、
小さなことをおろそかにしない姿勢を貫くことが成功の鍵となりました。
特に、プロとしての心構えとして、自分を律し、常に高い基準を保つことが求められます。
これが、ビジネスの信頼を築き、顧客との長期的な関係を育む基盤となります。
ビジネスにおいては、どんなに小さなタスクでも、丁寧にこなすことが重要です。
これが、プロとしての信用を築き、ビジネスを成功へと導く要因となります。
私は、このような考え方を実践し続けることで、24期目を迎えることができました。
まとめ
最後に、今回の記事の内容を振り返り、ポイントを以下にまとめます。
小さなことをおろそかにしない
小さな無視が大きな問題に発展する可能性があるため、日常の些細なことにも注意を払う。
自主性を尊重し、自己律する力を養う
自己律する力が、ビジネスの品質維持と信頼構築に繋がる。
高い基準を保つ
常にプロとしての高い基準を持ち続けることで、ビジネスの成功と信頼を築く。
文化や習慣の違いを理解し、適応する
海外での起業において、現地の文化や習慣に適応することで、成功への道が開ける。
長期的な視点を持つ
ビジネスの成長と顧客との関係を長期的に維持するために、小さなことからコツコツと積み重ねていく。
以上、私の経験を通じて学んだことが、みなさんのビジネスや生活において参考になれば幸いです。
ビジネスの成功は、一つ一つの小さな行動の積み重ねにあると信じています。